塩分が多く含まれていると言われる醤油、味噌、ソース、ケチャップ、マヨネーズなどの調味料は、減塩タイプが発売されております。
これら減塩調味料は、従来品よりも約30%以上は減塩されております。
大幅な減塩を目指したい場合は、50%以上減塩されている調味料や、「無塩」の調味料も販売されていますので、これらを選んで使うことにより減塩を実行することができます。
減塩調味料と言っても、難しい調理は必要な、これまでと同じように調理するだけで、手軽に塩分を減らすことができます。
また、従来の減塩調味料は、えてして味が薄い、美味しくないというイメージがありましたが、最近の減塩調味料は、薄味でも「うま味」を多くするなどして、美味しくなっております。
ただし、腎臓疾患の人は、減塩調味料を選ぶ際に注意が必要です。
腎臓疾患には、塩分だけでなくリン・カリウム・たんぱく質が制限されているからです。
減塩食品の中には、食塩の一部を「塩化カリウム」に置き換えた商品もあります。
カリウムは野菜や果物に多く含まれ、体から塩分の排出を促す働きがあることから、厚生労働省では生活習慣病改善のために、カリウムの積極的な摂取を推奨していますが、腎臓疾患の人には注意が必要です。
塩化カリウムを使用した商品は、「栄養成分表示」に「カリウム」の値が表示されているので、確認が必要です。
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