2016年10月11日火曜日

訳ありカニ通販の問題点

最近、スーパや一般の店舗でも訳ありと称して、格安で商品を販売するケースが多くなっております。

例えば、煎餅が割れてしまって商品にならないものや、これまでは破棄していたケーキの切れ端をまとめて販売したり、あるいは、海産物でも、一部が切れてしまったものや、型崩れをしたものなどを集めて安価で販売するなどが、訳あり商法として定着しております。

カニ通販でも同様で、水揚げ時に足が1本折れてしまったり、欠けてしまったもの、あるいは甲羅に一寸した傷が付いてしまったものや、形が歪んで見てくれが悪いものなどが、訳ありカニの対象となります。

これらは、贈答用などには使えませんが、プライベートの一般家庭で食べる分には、高級なカニと何ら遜色がありません。

こうした訳ありカニは、漁港に水揚げされた大量のカニを処理していく過程で偶然に発生したものであるため、カニ卸業者が直接運営するカニ通販サイトでしか販売できないシステムなのです。

訳ありカニは、見てくれは悪いが、安くて美味しいという大きなメリットがありますが、これを逆手に取った便乗商法も多くなっております。

身が充分に詰まっていない成長途上のカニは、訳ありカニの範疇には入りませんが、それにも拘わらず、こうしたカニを混ぜて販売する悪徳業者も存在するのです。

このため、訳ありカニだけしか扱っていない業者は避けたほうが無難ですし、こうしたトラブルに巻き込まれないためには、信頼のおける業者を選ぶことが何より大切になります。

カニ通販「北海道網走水産」は魚介類や農産物も併せて販売

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