2019年10月25日金曜日

減塩にどう取り組む?

減塩に取り組むためには、まず、自分が食塩をとり過ぎているかどうかを確認することが大切です。

自分の食塩摂取量が、目標量より多いのか、少ないのかを知ることが、減塩のための生活習慣を始める第一歩となるからです。

自分では少ないと思っていても、実際に測定してみると、意外に多くの食塩を摂取していることが多く、そのままでは、自分の味覚に頼って判断していると間違いとなりかねません。

食塩どれだけ摂取しているかを評価する方法で最も簡単なのは「塩分チェックシート」を使う方法です。

これを使って点数評価することで、自分の食塩摂取量を確認して、毎日の食生活の見直しや改善に役立てることができます。

食塩は「しょうゆ」「みそ」などの調味料や加工食品など様々なものに含まれています。

日本人の食塩摂取の7割弱が「しょうゆ」「みそ」「塩」などの調味料など、料理の味付けにかかわるものから摂取しており、残りの2~3割は「魚加工品」「漬物」「パン類」「肉加工品」といった加工食品から摂取しております。

このため、チェックの結果、食塩をとり過ぎていると判定された場合は、まず、料理の味付けを薄くすることから始めましょう。また、加工食品を食べる頻度や量、おかずの量にも注意しましょう。

濃い味付けの食事をしていないか、加工食品を食べることが多く量も多くないか、おかずの量が多すぎないか、外食や市販の総菜を食べることが多くないか、スープなどの汁物や麺類をとることが多くないかなど、食生活を見直すことが必要です。

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